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2011年7月 3日 (日)

ハッピッの法則 日向ぼっことの出逢い

東京にあるNPO法人日向ぼっこ(社会的養護の当事者参加推進団体)と、交流しています。

社会的養護の当事者とは、児童養護施設などで育った人です。

代表の渡井さゆりさんとの出逢いは、日向ぼっこのことがNHKで放映されたのを見たのがきっかけで、月に一回ほど食事作りのボランティアにも行っているのですよ。7月1日にも出かけて、焼き塩さば、野菜たっぷり炒り豆腐、ポテトサラダ、トマトと玉ねぎとかつぶし醤油味、など作りました。皆さんが「おいしい」と言って食べてくださるので、とても嬉しいです。

20歳の頃、養護施設に勤めていた経験のある私ですが、長い保育園勤務が定年で4年前に終わりました。

養護施設で働いた経験は、「熱海の石井さんち」を立ち上げた大きな理由になっています。40数年前に、養護施設の子ども6,7人が脱走して、熱海の街中をさまよっていた時、偶然にもお使いに出かけた私とばったり逢ったことも、無意識の中で、立ち上げの理由になっていると思います。

あの時は、神様のお導きとしか思えませんでした。神秘の出来事。世の中には、意味ある偶然の一致というものが存在します。

そんな経験があって私の無意識の中に、これからの人生を施設で育った人達の為に出来ることはないか、を模索していたように思います。でも、どういう形でやればよいのかは、なかなか見つけることが出来ませんでした。

それが、全く偶然に観たテレビから、即、「私のやりたかったことは、これだ!」と、はっきりと意識化したのです。目に見えない力に導かれたような気がして、「ハッ」と感じ「ピッ」とひらめき、道が先に繋がっていったような気分。不思議な感覚でした。

「熱海の石井さんち」と繋がりが生まれたSさんによると、「ハッとピッの法則」だそうです。ハッと感じピッとひらめく。面白いでしょ。このような瞬間は誰にもあるかもしれませんね。

それから、行動は早かった。日向ぼっこの渡井さゆりさんとお逢いしたのです。

お正月過ぎの寒い日のことです。

ずいぶん肩をはって始めたと、お思いかもしれませんが、いたって自然体。自然の流れにそっているという思いです。

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