熱海は気候温暖で、実に住みやすいところです。
長野県諏訪郡に住む友人は、以前、「うらやましい。冬だけ熱海に住みたい」と言っていました。その言葉の内には冬の厳しさがこめられています。
気候温暖で、住みやすいのは人間ばかりではないようで、蚊のブンブン丸にとっても非常に居心地よいというか、育ちやすく生きていきやすいというか。
冬でも、ブンブン丸の姿をみかけます。家の前を温泉の排水が流れているせいかもしれません。
陽気もよくなる初夏の今頃からは、ひんぱんにブンブン丸に悩まされます。悔しいけれど動きも抜群。一匹の姿を確認すると、「ぬき足、さし足」泥棒のように身をひそめて傍に近寄り、「パチン」と両手を合わせても、ヒョイヒョイと軽~く身をかわされる姿は、まるで忍者のよう。というより「バー蚊」
と言われているみたい(ウンウン満点)
あまりのすばしっこさに、悔しさ吹き飛び尊敬の念さえ感じる有様は、まさにトホホ・・・。
でも、やはり「くやしーい!」
とりわけ悩まされてカッカッするのは、電気を消して布団に入ってから。「ブーーン」とブンブン丸の襲撃音が顔に接近してくる。音を頼りに 「ピッシャーン」と、自分の顔に平手打ちを。襲撃音が途絶える。「やれやれ」と思う間もなく、再び「ブーーン」。暗闇の中でねらいを定めて「ピッシャーン」。平手打ちにはかなりの力が自然入るので、自分で自分を平手打ちにするショックを身をもって感じている状況です。\(*`∧´)/
この繰り返しにいい加減うんざり。カッ、カッで~す。
音が聞こえなくなったので、やっと眠りについた次第。夕べのことです。
そして、今朝。枕には戦いを物語る血の跡がありました。
ブンブン丸さん、ごめんなさい。君も餌を求めて必死かもしれないけど、私も必死。
だって、前にはブンブン丸のお仲間に、私、顔を8箇所もくわれたことがあって、みんなに「どうしたの」と言われて、跡はなかなか消えないし大変な思いをしたことがあったのよ。
ひどいよ~
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