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2011年4月13日 (水)

はるの詩

Img_4599                               山桜

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はる  谷川俊太郎

   

   はなをこえて しろいくもが

   くもをこえて  ふかいそらが

   はなをこえ  くもをこえ  そらをこえ

   わたしは いつまでものぼってゆける

   はるのひととき

   わたしはかみさまと  しずかにはなしをした

我が家を訪ねてきてくれたM君の好きな詩です。

花や雲や空を越えて、精神や感情や魂もが、もっともっと高いところへいつまでも登っていける。

そこには神様がいらっしゃり、言葉のない話をした。言葉はなくても神様は、自分のことを

なんでもわかってくださっている。

M君が、このように受けとめている「はる」という詩です。

おしゃべりをしていて、M君の喜び、悲しみ、つらさ、別れなどに思いをめぐらせると胸があつくなりました。

M君は、心がきれいで素直、人に感謝する心をもった礼儀正しい青年です。

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