へび君は?
・・・つづき
へびのからだは、真ん中あたりで「プッシューーーン」とちぎれたのです。
まるで、綱引き用の綱が切れてしまったような光景でした。ちぎれたしっぽは、くるくる跳ね回っていて、「なんとも異様なものをみてしまった」感じでした。
ガキ大将達のやることといったら、すごいでしょ。!昔の田舎で育った子達は自然の中でのびのびと、大らかでいたずらも半端なかったですね。
へび君は、どうなったかって? 石垣のような所にくっつくと、うろこのようなものが出て離れられなくなるのだそうです。そして、ちぎれたからだは再生するといいますから、元気になってその後だいこんの花咲く草むらに出没したかも知れません。
ガキ大将達は、みんなで一斉にしりもちをつき、こりもせず、へび君の尻尾を振り回して遊んでおりました。きっと、ヘビの悪夢にうなされたかもしれないですね。(笑)
自然にふれて、いきいきと目を輝かせて遊んだ子ども時代。
かけがえのない思い出です。
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コメント
ヘビ君にはお気の毒ですが、子供たちの歓声が今にも聞こえて来そうなエピソードですね。
ある意味、この様な光景はチョッと残酷な気がしますが、子供が大人になる時に誰でも多かれ少なかれ経験する内容なのでしょうね。テレビゲームでひたすら人間をシューティングし続ける遊びを一人で誰もいない部屋でやっている現代の子供たちは本当に不健全な気が致します。生命という物が分からないで大人になる、気がして怖いです。
投稿: 路加 | 2011年4月19日 (火) 19時02分