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2010年12月27日 (月)

思い出話です

25日にケーキ屋さんに行きました。

おばあちゃんとお孫さん二人がクリスマスケーキを買って帰っていかれました。九州に住むお孫さん二人をママが大阪まで送ってきて、熱海から大阪駅まで迎えに行ったおばあちゃんにタッチされて、熱海に着いたばかりの3人でした。

私もずっと働いていたので夏休みなどに、広島県福山市にいる姉のところに息子と娘を預かってもらったものです。

最初は大阪まで送って行き、大阪で姉に預けました。兄が小学生で妹が年長の頃には二人で、新幹線に乗せました。「福山に着いてホームに下りたら絶対に動かないでね」と言い聞かせて。

ある時、福山駅に迎えに行った姉が、渋滞で遅れて駅に着くと、誰もいないホームで二人は手をつないでしょんぼり肩を落としていたそうです。姉の顔を見るなり、心から安心した表情が甦ったと、後に姉から聞きました。

この状況は、見てもいないのに私のまぶたに焼き付きました。どんなに心細かったかを物語っている二人のうしろ姿が目に浮かびました。

新幹線の中で無邪気に動き回る妹に、兄は気が気ではなかったと、口をとんがらかして話してくれました。

「負担だったのだろうな~」と、思い出すと何度も涙が出そうになりました。

いろいろ大変な思いをしながら、子育てをしながら仕事を定年まで続けました。その根底には、「一生懸命な親の姿は子どもに伝わる」という思いでした。

そして、子どもが成長したとき、「親が働いていても寂しくなかった」と、言われたことがあります。

ウルウルして、ジワ~っと胸がしめつけられたことを懐かしく思い出します。

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