みかんの花咲く丘
名作「みかんの花咲く丘」は、終戦直後の昭和21年8月24日 静岡県伊東市出身の加藤省吾氏によって作詞され、作曲家海沼実氏によって作曲されました。この歌は、NHKと伊東を結ぶ日本で初のラジオ二元放送「空の劇場」で、当時人気のあった歌手川田正子さんがこの番組で歌う為に作られたものです。
加藤氏は、少年の頃のみかんの花が咲いていた故郷の丘を思い出して作詞。
作曲家の海沼実氏は、伊東に向かう汽車の中でこの曲を作りました。小田原を過ぎてもまだ書けません。小田原ー熱海間で窓外の風景を見ているうちに、ふっと最初のメロディーが浮かび、あとは一気に完成。(8月24日12時半~13時の30分位で)
その日のうちに伊東から川田正子さんの声に乗って全国に「みかんの花咲く丘」が流れて、全国的な大ヒットとなったようです。
こどもの頃に聴いた、歌った懐かしい曲が出来るまでのドラマがあったことを知り、なんだか感動です。
歌碑が伊東市の亀石峠にあるので、こんど、行って来ます。
ところで、みかんの花 見たことありますか?白くて小さな可愛い花です。花が咲くと、風が香りを運んでくれます。も~う、何ともいえない。い~い香りです。
みかんの花咲く丘
(1) みかんの花が咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船がとおく かすんでる
(2) 黒い煙を はきながら
お船はどこへ 行くのでしょう
波にゆられて 島のかげ
汽笛がぼうと なりました
(3) いつか来た道 かあさんと
一緒にながめた あの島よ
今日も一人で 見ていると
やさしいかあさん 思われる
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