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2010年11月 8日 (月)

座禅

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京都大徳寺・じゅ(漢字がパソコン出ません。悲しいかな)光院別院は静岡県伊東市に平成9年秋、仏教に深く帰依してこられた岡崎重代女史が、亡き夫の追善と世界の平和を祈念して、寛海和尚との勝縁によって創建、寄進されたものです。(写真上)

お寺の襖絵は、この意に賛同された千住博画伯が6年の歳月をかけて描き、「水の森」「砂漠」「雲竜」「波」「滝」の77面、8部屋の力作を平成14年12月に寄進されました。

じゅ光院はお寺というより、美術館のような建築と雰囲気なのですよ。

日曜日、じゅ光院で行われた座禅の会に参加しました。2回目です。座禅堂で文殊菩薩様と和尚さまに見守られ、助けられて一時間を午前と午後の2回。足を組み、背筋を空に向かってまっすぐ伸ばす、両手をおへその下に組んで置き、呼吸を整える。呼吸は複式呼吸で、大きく息を吸いゆっくりゆっくりすべての息を吐き出す。一時間、ひたすらに呼吸を整える。そうすると、電車の音や鳥の鳴き声が耳に入らなくなる、いわゆる「無」になるそうです。

呼吸を整えることに集中するのは、とても難しいことでした。電車の音、鳥の声は常に聞こえ日頃の生活のなかでの想いが始終、頭をよぎります。考えないようにしようとすればするほど、よぎります。

呼吸が整わなかったり眠気に襲われると、両手を合わせて和尚様に背中をビシッと打っていただきます。

終わると、気持ちが落ち着いて清々しくなっているのを感じました。一回目に参加した時よりも、一時間をとても早く感じました。

お昼は、精進料理を頂き午後の座禅。奉仕作業をした後はお抹茶をいただきながら、和尚様の法話です。

和尚様のおおらかなお話を聴いていると、小さなことにこだわっていては物事は開かれない、前に進めないと言うことを学んだ気がします。

少しは自己を高められたかな~(笑い)

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