夕日が好きやねんⅡ
昨日、書き込みをした「夕日が好きやねん」は、朝日新聞天声人語、9月の言葉で紹介されていました。
母親が自死した小学生女児の詩に出会って、私の胸がギュッとしめつけられる想いがしたのは・・・。
私もなぜか夕日に心惹かれます。小学5年の時に母が病死したので、女児の思いの丈が心にしみました。
夕方のウォーキングの時も、西の空がなぜか気になって夕日や夕焼けをながめます。時々は、熱海一の夕日のスポット滝知山(昨日掲載の写真)まで夕日を見にいきます。
真っ赤に染まる夕日は、まさに「めちゃんこ きれい」の世界。夕日が沈んでも場を立ち去りがたく思う。こんなにも夕日に惹かれるのは「なぜ?どうして?」という想いがなんとなくありました。
ところが、女児の詩をよんだとたんに、「そうか。そうだったのか」と気づきました。私も女児と同じように、「亡くなったおかあさんが、夕日の中にうつるかもしれんで」この歳になっても、いまだに母を求めていたんだと。
女児の夕日への想いと、私が夕日になぜか惹かれる想い、二つの想いが共感したのだと気づきました。
今までは、「何となく夕日が好き」が、昨日からは「夕日の中に母がいるような気がするから夕日が好き」と、はっきり意識化されました。
なかなか解けなかった問題が、一気に答えがでたようなすっきり感です。これは、「私って、どうしてこんな考え方をするのか。こんなことで悩むのかしら?」と何となくぼんやりしていた自分の内面がはっきり見えてきたようなすっきり感です。
カウンセリングを受けて得る浄化作用のような気がします。
「夕日が好きやねん」の女の子さ~ん。おばちゃんは、これからもあなたと同じように熱海で夕日をみていますよ~。ありがとう~。
お礼を伝えたい気持ちと同時に、女児のこれからの幸せを祈らずにはいられません。
写真は、昨年の夏、東北へ旅行した時、山形県酒田市日和山(ひよりやま)公園から見た夕日です。
真っ赤な夕日が日本海に沈んでいきました。「めちゃんこ きれいやったで~」
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