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2009年10月 9日 (金)

ありがとうと言われて

先月末、友人のヒロさんと夏の終わりのドライブをした帰り、伊豆高原のおいしいパン屋さんに寄った時のこと、偶然隣の席でお茶を飲んでいたトミーさんとカオさんご夫妻にあいました。(年令70才+2~3才)

東京から引っ越して来られてまだ間もないお二人は、「友人もいなくて何にもすることがない、つまらないんですよ。」と言われたのでハイキングにお誘いしたのです。

ハイキング実施日が今日。

来宮駅で待ち合わせ元箱根行きのバスに乗り、熱海峠で下車。秋の草花を見ながら徒歩で十国広場をめざす。

お二人からは今日のハイキングを心待ちにし、張り切って出かけて来られた様子が伺え、失礼ながらとても可愛らしく感じられました。

二人とも十国広場はもちろんはじめて。

今日の十国広場は曇り空で、視界360度の空は雲で被われ、山の稜線に灰色っぽい雲が長引き、初島を望む水平線上にもやはり灰色っぽいなが~い雲がいつまでも動かず形を変えないままで、薄墨絵のような美しい風景をかもし出していました。

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それでいて、初島、大島、伊豆七島の利島や新島も予想外にはっきり見えて、なんか不思議で幻想的な時が流れていきました。

快晴の十国広場もいいけれど、薄墨絵もなんともいい~。

4人で風景に満喫、お弁当を食べながら二人の話を聴く。奥さんのカオさんは長野県千曲川のそばの○○、トミーさんは北海道室蘭出身。

カオさんのお宅は代々270年続く旧家で豪農、敷地も1000坪の住まい。トミーさんが「嫁もらい」にお宅へ訪問すると、親戚一同が集結し相談の結果「よかろう!」とお許しが出たとか。

「世が世なら姫君ではありませぬか。」と言うと、「だから尻に敷かれっぱなし!」とトミーさん。

4にんのワハハ・・・が響いて面白や~~。

それから姫の沢アスレチックコースを下る。

秋の草花の名前を確認したり、写真を撮ったり、おしゃべりしながらトミーさんとカオさんはすこしはしゃいでおられ、秋のひっそり可憐に咲いている黄やピンクの花の写メールをお孫さんに送っていました。

「おじいちゃん、何処にいると思う?お山にいま~す。」なんてね・・・

そして、「ありがとう、連れてきてもらってよかった!」「こんな経験ははじめて!」「自然はいいなあ~!」と何度も何度も言われました。

別れの時、また、「お蔭様で今日はありがとうございました。本当に楽しかった」とお礼を言われ「そんなにいいことしたのかな」と少しばかり照れくさく・・・。

でも、小さないいことに大きなありがとうをいただき、私の胸もすこ~し熱くなっていました。

ヒロさんも同じ気持ちだったようです。

写真はあきのきりん草 to センブリ

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